保育園や幼稚園に通う園児さんは園の先生がとっても大好きですよね。親が嫉妬しそうなくらい先生大好きな子どももよく見られます。しかし先生大好きな子どもにとっても苦手な先生はもちろんあるんです。
今回はそんな先生の中でもどういった先生が好かれやすいかお話しします。
- 1 外遊び大好き先生
- 2 給食大好き先生
- 3 製作大好き先生
- 4 ピアノ大好き先生
- 5 つまり好かれる先生は
1 外遊び大好き先生
外遊びが大好きな先生は子どもたちに好かれます。なぜなら子どもは遊ぶことが大好きだからです!
それも、遊んであげる先生ではなく一緒になって遊ぶことが出来る先生ですね。子どもの遊びは自主性を育てるために見張りのように見ているだけの保育もありますが、私は自主性を育てたいからこそ子どもに混ざって遊ぶべきだと考えています。遊びってすごくて、そこからたくさんの事が見えてくるんです。
どういう子供に人気化というと特に普段からドッジボールや鬼ごっこなど活発な遊びをしている子に人気が高いです。
あ、ちなみに先生自身がドッジボールが上手いとか足がダントツに速いとか、そういった要因はあまり関係ありません。
それよりも子どもと鬼ごっこをする場合、子どもだからと手を抜いて走ることはせず、全力で走りあっという間に捕まえてしまうような先生がいいんです。
汗をダラダラかいて、子どもたちと笑い合いながら過ごす姿はガキ大将のようにも思えますがそれがまたいいんです。子どもにとって全力で向き合って遊んでくれる先生はとても魅力的なんだと思いますよ。
「私なら先生とどんなふうに遊んでみたかったかな」そう考えると子どもと遊ぶときに手加減をしたり、子どもを飽きさせることも減るはずです。
2 給食大好き先生
美味しそうにご飯を食べる人って見ていて気持ちがいいですよね。それは子どもも同じで、たくさん食べて幸せそうな先生が大好きです。
※ただの大食いではありません。
好き嫌いなく食べることや笑顔で食べることです!
また、行儀のいい先生でもあります。
きれいに、おいしそうにご飯を食べる先生、食べる姿で味を語る先生、なんだかかっこいいですね。
ちなみに、子どもに箸の持ち方や食べ方、姿勢など厳しく注意する先生もいますよね。
けど実際先生自体がそうでもないこともあります。気をつけましょう。
あと、子ども達に教えるときは怒りは忘れましょう。叱ることはあっても、怒ることはありません。子どもを必要以上に怖がらせたり泣かせる必要はありませんから。
それに行儀のいい先生は子どもたちが見ると「あぁ、これが姿勢良く食べるってことか!」と目で見てわかります。次第に尊敬するようになり先生が大好きになるものなんです。そして大好きな人のまねってしたくなりますよね!
食べることが好きな方はたくさん食べて、おかわりをする先生を目指してみてもいいかもしれませんね。
3 製作大好き先生
製作というのは小学校でいう図工のようなものです。季節やクラスの状況に応じて可愛い製作を作る先生は好かれます。
実は子どもたちはノリを使ったり、はさみを使ったり、かわいいものを作ったりすることが大好きなんです。
女の子やコトコトと遊ぶことが好きな子に好かれやすいです。
可愛い製作というものは、確かにその先生の技量も必要ですが、目の前の子どもの事を考えて、その子たちが何とか手に届く難しさのちょっと挑戦できる工程(三歳で織り込んで折り紙を貼る、など)を入れていくことが大切です。
そんな政策を自分の力で作り上げると達成感や、うれしさがあふれ出てきます。そしてそんな素敵な制作を考えてくれた人が先生なら大好きになっちゃいますよね。
制作得意な先生は子どものことを思って取り組めるので、説明や一緒に作る時も優しいし親切で子どもたちはとてもわかりやすく製作ができ楽しむことができます。
だから製作が好きな先生は大好きです。
4 ピアノ大好き先生
歌は子どもたちの多くが好きです。2019年では米津玄師さんの「パプリカ」びっくりするくらいほとんどの子が歌えます笑
そんな歌が好きな子どもが求めるのはピアノ。というより楽器や歌、音楽が好きな先生のことです。
例えば私はギターを少し弾くんですが、もう取り出しただけで興味を持って近づいてくれます。
下手でもいいんです。簡単な童謡でも音色が変わるだけでとても楽しい気分に変わります。
私のギターの腕は初心者のようなものですがそれでも子どもたちは聞いてくれるし30分以上も一緒に遊べます。
それにまずはやってみることも大切ですね。お別れ会に向けて歌を教える!というときなどはそれなりに準備や仕掛けが必要になってきますが、そうでない場合は音楽の腕を子ども達に育ててもらうのもありですよ。
ちなみにピアノは保育士の必須アイテムですよね。これがないと保育者になれない…なんてことはないと思うんです、個人的に。
最近小学校でも得意な教科と苦手な教科を先生同士で助け合っているんですよ。保育者だって、ピアノが得意な先生にピアノをお願いして歌を指導した方が気持ちがいいですよね。
だから、ピアノが弾けないからと保育者になるのを諦めようとしている人は考え直して、そんなあなたでも受け入れてくれる園を探してみましょう。若い園は柔軟性ありますよ。
5 つまり好かれる先生は
外遊び、給食、製作、ピアノと子どもたちが好きな先生を紹介してきましたが、つまりどういう人が好かれるのかと言いますと、好きなこと得意なことを胸を張って楽しんで取り組む先生です。
1〜4はあくまで例の一つ、どんな方でも子供を惹きつける魅力にを持っています。
そんな魅力をどうやったら発揮できるか、考えましょう。
何もない人はいません。無いと思うなら視点変えましょう、なんでもやってみましょう。
なんなら、そうやって四苦八苦しながらも子どものためにどうしたらいいか考えられる先生に子どもたちは惹かれます。
もし子どもに好かれなくて悩んでいる方は相談してみるのも一つの手かもしれません。知り合いが恥ずかしいなら私でもいつでも相談乗りますよー。
最後に、もちろん子どもたちは十人十色なので、全員に好かれることは難しいです。
「好きな先生誰なん?」
と聞いて、全員がなかなか同じ答えは出ませんよ。全員じゃなくて、先生が子どもたちに本気で向き合った時に「〇〇先生好き」と1人でもいってくれる先生がいたらそれでいいんです。
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