こんにちは。保育士の皆さん、保護者の皆様、子ども達と毎日遊んでいますか?
遊びは良いですよー!それも「遊ばせる」ではなく「一緒に遊ぶ」事がです。
本日は一緒に遊ぶことに関してのメリットデメリットをお話しします。
子供と遊ぶメリット
- 子どもの知らなかったところが見える
- 一緒に遊ぶことでこちらが学べる
- たのしい!
順に説明します。
1 子どもの知らなかったところが見える
どういうことかと言いますと、いつもあまり笑わない子どもA君がいるとします。
何を考えているかわかりにくく日々の保育でも関わり方を悩んでいるとします。
それがある日一緒にサッカーをしてみると、ボールを追いかける顔はとても必死だし、点を決めた時の表情は見たことないくらいキラキラしているではありませんか。
このように一つの先生としての視点では笑わない子というイメージの子も、いざ一緒に遊んでみると
このように違った一面が見られるわけです。
そしてこういう一面を知るとそこを引きだしてあげたくなるし、関わり方もけて行くことが出来ます。
2 一緒に遊ぶことでこちらが学べる
これはどういうことかと言いますと、
子どもを育てているときに悩まない先生や保護者はいないと思います。
そしてその悩みというものは偉い学者さんが書いた論文を見たとしても解決するかはわかりません。
結局は向き合う子供は目の前の子供であって事例の子供とは違うわけです。
そんな子供を眺めているだけではなかなか何を考えているのかわかりません。ですが一緒に遊んでみるとたくさんの情報が得られます。
私の実体験で、すぐに手が出る子どもがいました。叱っても、だめだということを伝えても全くわかってくれません。
それでもわかりたくて一緒に遊んでいると、その子どもは楽しく遊びます。ですがきっかけがあると手を出してしまいます。
使いたいおもちゃがない。友だちがどこかに行ってしまった。おしっこが漏れそう。
理由はさまざまでした。
ですがいずれもその子どもが困っている瞬間でした。「ああ、この子は困っているんだ。意地悪がしたいわけじゃないんだ」
そう気が付くことが出来ました。
そこからは見る視点が手が出てしまう子、から困っていて助けてほしい子、に変わったので関わり方も変わっていきました。
結果、その子から私は学ぶことが出来たわけです。手が出てしまう理由というものを。
難しいな、と思える子ほど遊んでみると実りが大きいのでお勧めです。
3 たのしい!
メリット最後は楽しいです!
子どもの事を知りたいなら、育てたいならこそ遊ぶべきです。十分でもいいですから一緒に遊んでいきましょう。
楽しい気持ちは子どもの心の安定にもつながりますし、先生や保護者もきっと何か感じるはずです。
どんなふうに遊べばいいかわからないなら聞いてみてください。私でよかったらなんにでも答えますので。
子どもと遊ぶデメリット
ズバリ時間!です。
これだけはどうしてもかかってしまいます。
私も子ども達とひたすら石ころを掘り返していたら平気で一時間とか経ってしまいます。
以上、一緒に遊ぶ必要性でした!
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